洗濯機の節電対策

毎日、たくさんの汚れた衣類を洗うのに必要な洗濯機。
昔は手洗いだったものがこの機械の登場により、簡単に洗濯できるようになりました。

節約も考慮した乾燥機能付き全自動洗濯機の登場で、さらに手間いらずに。
今や全自動は当たり前、「洗いが終わったら脱水層に移し…」みたな二層式時代の動作が懐かしく思えます。
本当に便利な世の中になりました。

便利なうえ節水、節電も以前より良くなったのですが、まったく電気を使わないというわけにはいきません。
使い方によって、おなじ洗濯機でも消費電力が大きく変ってきます。
地震による原子力発電所の事故で節電を求められている今、「計画停電(輪番停電)」のような大規模停電を避けるためにも「どうすれば電気を節約し、洗濯をすることができるのか?」。

ここでは上手に節電して洗濯するポイントをあげてみました。

節電するには?

その①~コースの選択~
機種によって違いますが、今の洗濯機は、「標準コース」「スピードコース」などコースで洗濯できる機能がついているものが多いと思います。
その中で「スピードコース(機種によって名前が違っていたり、コース自体がない場合もあります。)」というものがありますが、これは標準コースより短時間で洗濯できる機能で、ひどく汚れもの以外で日々の洗濯物ならこのコースで十分きれいになります。
このコースで洗濯することで、電気の消費量をおさえて節電することができます。

その②~洗濯物の量~
洗濯機には、一度に洗える最大量が決まっています。
一人暮らの方、家族向けなどその量によって買う洗濯機も変わってきますが、洗濯するのが面倒な時、洗濯物をためてまとめて洗ったりする場合があります。
この時、最大量を超えた量を洗濯すると、洗濯物がうまく回らないため、洗濯機が余計なパワーを使い無駄に電力を消費してしまいます。
節電するには一度に洗濯できる量を守って、入れすぎないようにしましょう。

その③~まとめて洗う~
その②と関係してくるのですが、同じコースの洗濯の場合、1回の洗濯では量に関係なく電力消費量はほとんどかわりません。
ということは1度に洗える最大量を越えない量をまとめて洗濯をすれば、節電することができます。
手間もはぶけますし、ぎりぎりまで溜めてみてはいかかでしょうか?