クールビズ・節電ビズ

電力使用量がピークとなる時間帯(8時~20時)の電力不足を補うため、クーラーの設定温度を上げたり、場合によってはクーラーを使用しないという対応をしなければならなくなります。
しかし、この状態でネクタイをしめていたりスーツ姿では、暑くて作業効率が悪くなってしまうでしょう。
そのため、服装を軽装化(少しでも涼しく快適に)することで消費電力を抑えようというキャンペーンとして、クールビズが一般的になってきました。

クールビズは、室温が28度でも涼しく効率的に働くことが出来るような軽装、ノーネクタイや上着を着用しないスタイルです。
余談ですが、クールビズはグンゼが提案した「クール(cool)」と「ビジネス(businessの短縮形biz)」をあわせた造語だそうです。

節電ビズは、基本的にはクールビズと一緒ですが、それをさらに徹底させたものを指すようです。
企業では、この「節電ビズ」の取り組みに積極的な所もあり、生地の薄いYシャツだけではなく、ポロシャツの採用も検討しています。
たださすがにTシャツNGなところが多いようです。
(職場によっては、残業時には短パン・TシャツOKというところもあるようです)

また衣料メーカーでも、節電ビズに最適な「汗を吸い早く乾く」ような特性をもつ商品を発売しています。

環境省では節電ビズ期間をクールビズの時より、早い時期に始め、終わる時期も延長させるように決定し、全てというわけではありませんが、節電ビズを推奨するムードになりつつあります。